白髪のセルフカラーを成功させるコツ|根元や後ろを上手に染める方法
気になる白髪を市販の白髪用ヘアカラーで上手に染めたい場合、事前に準備することや、塗り方のコツなどを確かめておくのが大切です。また、市販のメンズ向け白髪染め用品には、ヘアカラーのほかにもカラーリンスや白髪染めシャンプー・コンディショナーなどの種類があります。目的に応じて使い分けて、白髪をきれいに染めましょう。この記事では、白髪のセルフカラーのコツや準備するもの、よくある疑問や回答などをご紹介します。
目次
白髪をセルフカラーするための白髪染め用品
セルフカラーで使えるメンズ向けのアイテムには、白髪用ヘアカラーやカラーリンス、一時着色料などの種類があります。白髪をしっかり染めたい方は、白髪用ヘアカラーを使用することがおすすめです。このほかに、日常的に使いやすいカラーリンス、一時着色料も男性に好まれやすいタイプです。ぜひお試しください。
関連記事:「男性のための白髪染めガイド│種類や選び方のポイント」
白髪をヘアカラーでセルフカラーするための準備
市販のアイテムの中でも、代表的なアイテムである白髪用ヘアカラーを使うときは、事前に必要なものをしっかりと用意しておくことが大切です。ここでは、白髪用ヘアカラーによるセルフカラーの準備について解説します。
パッチテスト
ヘアカラー剤の使用前に必ずしておきたいのがパッチテストです。薬剤を使った際に皮膚のかぶれが起こらないかを確かめます。セルフカラーの48時間以上前にテストしておきましょう。
また、「以前ヘアカラー剤を使ったときは何もなかったから大丈夫」と思っていても、体質が変わって突然かぶれてしまうことがあります。セルフカラーの前には毎回パッチテストをすることが重要です。
道具
セルフカラーを行うときは、いくつか準備しておきたいものがあります。基本的には、以下のアイテムを用意しておくと良いでしょう。
・ヘアカラー剤 ・鏡 ・ティッシュペーパー ・新聞紙 ・ヘアカラークロス (化粧ケープ) ・手袋やカラー用のコーム、目の粗いクシ (商品に入っていない場合) ・タオル ・ヘアクリップ ・保護クリーム ・シャンプー、コンディショナー |
ティッシュペーパーは薬剤が垂れてきてしまったときに拭き取るため、手元に用意しておきます。新聞紙は床に敷いて汚れを防ぎましょう。服はヘアカラークロス (化粧ケープ)で覆うことで薬剤が付くのを防止します。
商品によっては手袋やコーム、クシなどが付属していますが、入っていない場合は準備しておきましょう。タオルはヘアカラークロスがないときに服を覆ったり、洗った髪を拭いたりするのに使えます。万が一のために、汚れても良いものを準備しておくのがおすすめです。
髪をブロッキングする場合はヘアクリップを活用します。保護クリームは薬剤が付いても肌に染まらないよう、顔周りに塗っておきましょう。セルフカラーが済んだら薬剤を洗い流すため、シャンプーやコンディショナーなども準備しておきます。
服装
白髪染めの後は、薬剤を洗い流す工程があります。頭を通す必要がある服を着ていると、服に染料が付いて色移りしてしまうでしょう。脱ぎやすいように前開きの服を着るのがおすすめです。また、どんなに気をつけていてもセルフカラーの最中に薬剤が付いてしまう可能性はあります。汚れても問題ない服を着ておくことも大切です。
室温
室温が低すぎると薬剤の反応が悪く、髪の色が染まりにくくなるおそれがあります。20~30度を保てる環境でセルフカラーをしましょう。寒いお風呂場や洗面所などで白髪染めする場合、放置時間は暖房の効いた適温の部屋で過ごすことも一つの方法です。
白髪のセルフカラーで根元や生え際をムラなく仕上げるコツ
白髪用ヘアカラーを使ったセルフカラーでは、根元や生え際、後頭部などは染めにくい部分だといえます。ヘアカラーでムラなく染めるために、薬剤の塗り方のコツを押さえておきましょう。
根元や生え際のセルフカラーには「クリームタイプ」を使う
白髪用ヘアカラー剤にはいくつかの種類がありますが、根元や生え際を染めたいときにはクリームタイプがおすすめです。粘度が高く垂れにくいため、部分的な白髪にもしっかりと塗布できます。根元だけの部分染めでは薬剤の使用量が少なくなるケースもありますが、クリームタイプであれば残った分を保存しておけます。
クリームタイプのヘアカラー剤を使う際は、商品に付属しているコームやブラシに薬剤を多めに出しましょう。たっぷりとクリームを使って塗ることで、ムラなく染めることができます。
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根元や後ろを上手に染めるコツ
根元を染めるコツ
セルフカラーをするときは、根元など白髪が気になる箇所から薬剤をつけます。専用ブラシにクリームをとり、髪をタテ、ヨコ、ナナメなどさまざまな方向にとかしながら塗布しましょう。耳周りは見落としやすい部分のため、薬剤がきちんと塗られているかチェックすることが大切です。ある程度髪が長い場合は、分け目を細かくつけながらブラシを動かし、根元までしっかり塗っていきましょう。
後頭部を染めるコツ
見えにくい後頭部の白髪を染めるときは、ブラシをゆっくりと動かしながら薬剤を塗布するのがポイントです。上から下に向かって髪をとかすように塗りましょう。下から上に向かってブラシを動かすと、薬剤が飛び散ってしまうこともあるため注意が必要です。
関連記事:「白髪の根元染めのコツは?おすすめの白髪染めのタイプ」
白髪のセルフカラーでよくある疑問
ここでは、メンズのセルフカラーでよく見られる疑問について回答します。気になる疑問を解消してから白髪染めにチャレンジしましょう。
ヘアカラーでよくある質問
セルフカラーの放置時間はいつからカウントする?
ヘアカラー剤を髪に塗布したら、指定された放置時間の分だけ待ってから洗い流します。ここでいう「放置時間」とは、一般的には薬剤を塗り終えてからの時間を指します。塗布し始めてからの時間をカウントするのではなく、塗り終わってからの時間を数えましょう。例えば、放置時間が20分であれば、塗る時間にプラスして20分間の放置時間が必要になります。放置時間は商品ごとに違うため、パッケージや使用説明書で確認しておきましょう。
セルフカラーの前は整髪料を落としたほうが良い?
整髪料を多めに使っている場合は、髪の毛を洗ってからセルフカラーを行います。髪の汚れがひどい場合も、きれいに洗ってから白髪染めをしましょう。
また、洗髪した後は完全に乾かしてからセルフカラーを行うのも大切です。髪が濡れた状態では染まりにくくなるおそれがあります。濡れた髪に薬剤を塗ると、垂れてきて目に入ってしまうこともあるため注意しましょう。
セルフカラーのすぐ後からトニックや育毛剤は使える?
ムースやミスト、スプレーなどの整髪料であれば、色落ちする心配はほぼないといわれています。ただし、トニックや育毛剤はまれに色落ちの原因になることがあります。セルフカラー後、1週間ほどは使用を控えたほうが良いでしょう。
カラーリンスでよくある質問
カラーリンスを使う頻度は?
カラーリンスは、シャンプーのついでに使うことで髪の表面を自然に染められる白髪染め用品です。使用をやめると少しずつ元の髪色へ戻っていくため、色を保ちたい場合は毎日使ったほうが良いでしょう。
セルフカラーのコツを確かめて根元や後頭部もきれいに染めましょう
男性が白髪のセルフカラーを成功させるコツや、よくある疑問などをお伝えしました。白髪染めを成功させるためには、必要なものを準備した上で、適切な方法で薬剤を使用することが重要です。根元や後頭部などの染めにくい箇所は、ご紹介したポイントも参考にしながら丁寧に塗布してみましょう。また、ヘアカラーやカラーリンス、一時着色料など、使用する白髪染め用品によって使用のコツも変わってきます。お使いになる商品のタイプをチェックして、それぞれに合った方法で白髪染めをしましょう。
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