50代男性は白髪ぼかしで好印象のグレーヘアに。知っておきたい上手に染めるコツ

更新日:2024年09月24日

これから白髪染めをはじめようと考えているなら、白髪ぼかしをオススメします。白髪を放置していると、老けている、清潔感がないなど、相手に悪い印象を与えてしまうことがあるため、白髪染めは大切です。特に50代の方であれば、今から黒髪に染めるよりも白髪を活かしたグレーヘアのほうが年相応で男らしい身だしなみになるでしょう。

今回は、白髪染めを検討している50代男性の方に向けて、白髪ぼかしがオススメの人や上手に行うコツ、グレーヘアによる印象の変化などを紹介していきます。

白髪ぼかしは髪の毛をグレーに染める白髪染め

はじめに、白髪ぼかし、グレーヘアについて簡単におさらいしましょう。白髪染めには、黒などに染めて白髪を隠す方法や、白髪をグレーに染めて白髪をぼかす方法があります。

白髪ぼかしによるグレーヘアは、白髪染めをしなかった場合よりも健康的でツヤのある髪質に仕上がりやすいです。これによって清潔感のある印象になり、無理に若づくりをしていない、年相応の渋い雰囲気を演出することができます。

50代男性で白髪ぼかしがオススメの人

ここでは、50代男性で白髪ぼかしが向いている方の条件を3つ紹介します。
一つでも条件に当てはまるのであれば、白髪ぼかしをはじめることをご検討ください。

黒髪よりも白髪の割合が多い

40代男性の頃は黒髪のほうがまだ多かったけど、50代男性になって黒髪よりも白髪の割合が多くなってきたのであれば、白髪ぼかしがオススメです。
白髪の割合が多いほど、白髪染めで白髪を隠すのは大変です。染める白髪が多いとセルフカラーをした際に色ムラができやすくなります。また、髪の毛が伸びた際に生え際の白髪が目立ちやすくなります。

白髪ぼかしであれば、白髪染めに比べて色ムラが目立ちにくい、根元の白髪が気になりづらいというメリットがあります。白髪染めは続けることが大切で、少しでも手軽にケアしていきたいのであれば、白髪ぼかしのほうが向いているでしょう。

白髪染めをしていない

今まで白髪染めをしてこなかったなら、黒髪などに染めるよりもグレーヘアにすることをオススメします。

50代男性で白髪が多い人は、白髪を周りから認識されているはずです。その状況で白髪染めをすると、あからさまに「白髪隠しをしている」という印象を抱かれてしまいます。また、黒髪で若く見られるのはメリットであるいっぽうで、年相応の大人の男性らしさが損なわれてしまう恐れも。

白髪ぼかしであれば、このようなデメリットは気になりません。グレーヘアであれば大きく雰囲気が変わることなく、男らしさや大人の貫禄を高めることにつながります。

白髪の印象を抑えたい

白髪を隠すつもりはなくても、あまりにも白髪の量が多いとどうしても気になってしまうもの。かといって「今さら白髪染めはちょっと…」というのであれば、白髪ぼかしがぴったりです。

白髪ぼかしであれば白髪のある髪型をキープしたまま白髪の印象を抑えることができます。また、白髪染めをしていない場合よりも健康的でツヤのある髪になりやすく、清潔感アップも期待できます。

グレーヘアにする方法

白髪ぼかしでグレーヘアにする方法は2つ。美容室で行う、もしくはグレーヘア用のヘアカラーを使って自分で行います。

美容室で行う場合は、美容師さんに相談をし、白髪を活かしたおしゃれな髪型の提案をしてもらえます。また、プロに任せられるため、キレイで清潔感のあるグレーヘアにしてもらえるでしょう。

一方で美容室に通う必要がありますし、コストもかかります。

その点、セルフカラーは自宅で手軽にできるのがメリットです。空き時間にパパッとケアできて美容室よりもコストを抑えることもできますので、50代男性の方が今から白髪ぼかしをはじめるなら、セルフケアをオススメします。

白髪ぼかしを自分で上手に行うコツ

はじめて白髪ぼかしをする方でも上手にできるコツを紹介します。

白髪染め中の人はまずはグレーヘアに移行する

白髪染めを一切していない人であれば、1回の白髪ぼかしでグレーヘアを完成させることもできます。一方で白髪染めやカラーリングをしている人は、既に染めている部分を白髪ぼかしでグレーにすることはできないため、以下の手順でグレーヘアに移行することからはじめます。

1.気になる白髪を中心に染める
2.新生毛が伸びたら同様に伸びた白髪を中心に染める
3.髪全体がグレーになるまで2を繰り返す

耳にかかる程の長さの人は、グレーヘアへの移行が完成するまでに半年程度かかることもあるかもしれません。髪を短く切るなどして白髪染めしている髪の毛を早めになくせば、その分、グレーヘアを早く完成させることができます。

3週間〜1ヶ月の頻度で染め直す

グレーヘアが完成した後は、3週間〜1ヶ月ほどのペースで根元を染め直します。白髪ぼかしの場合、白髪染めに比べて生えてきた白髪が目立ちにくいので、多少は放置しても大して気にならないことが多いですが、キレイなグレーヘアをキープしたいなら、定期的に根元根元を染め直すことをおすすめします。

気になる部分から塗り、細かな部分はコームを使う

白髪染めや白髪ぼかしは、白髪が特に気になる部分から塗るとムラの少ないキレイな仕上がりになりやすいです。また、生え際やもみあげ部分にもしっかりクリームを塗ることも大事。付属のコームを使って細かな部分もきちんと塗りましょう。

使用説明書に従い、放置時間を守る

使用する白髪染め用品の使用説明書に書かれた放置時間を守りましょう。放置時間が短すぎると変化が少なくなりますし、長すぎると暗く染まってしまうこともあります。
白髪ぼかしの度に放置時間が異なると色ムラができる可能性もありますので、クリームを塗った後の放置時間は必ず使用説明書に従いましょう。

室温は20〜30℃が適温

白髪染めや白髪ぼかしは室温が低いと染まりづらい傾向にあります。適温は20〜30℃と言われています。冬に洗面所や風呂場といった気温が低い場所で染める際はご注意ください。気温が低い場所にヘアカラー剤を保管していた場合は、適温の環境下にしばらく置いてからご使用ください。

整髪料がついておらず髪が乾いた状態で行う

髪の毛がキレイで乾いている状態でグレーヘアのクリームを塗るようにしましょう。

整髪料がついていたり汚れたりしている時は、先に髪を洗い、髪の毛をキレイにしてからご使用ください。
また、髪の毛が濡れていると染まりが悪くなったり、薬剤が垂れて目に入ったりすることもありますので、髪の毛はしっかりと乾かしてから白髪ぼかしをしましょう。

パーマをかけている人は生え変わってから始める

パーマをかけている状態で白髪ぼかしをすると、パーマをかけている部分の髪の毛が染まりすぎて暗い色になってしまい、キレイなグレーヘアにならない可能性があります。現在パーマをかけている人は、パーマが取れた後、もしくは髪の毛が生え変わった後に白髪ぼかしをはじめましょう。

今の髪色に合わせたヘアカラーを選ぶのが正解

グレーヘアのヘアカラーにも複数の色がありますので、今の自分の髪色に合った色を選びましょう。例えば、白髪染めからグレーヘアに変える場合であれば、濃い色を選んだほうが白髪染めとグレーの境目が分かりづらくなり、より自然にグレーヘアにシフトできるでしょう。

白髪ぼかしで好印象のグレーヘアになろう

50代男性からはじめる白髪ぼかしについて解説してきました。50歳を過ぎて白髪の量が気になってきたのであれば、白髪ぼかしをはじめてみましょう。白髪ぼかしでグレーヘアにすることで健康的でツヤのある髪になることが期待でき、清潔感が生まれ、ビジネスでもプライベートでも好印象を与えやすくなります。

今の自分の年齢に見合ったヘアケアを行い、落ち着きや渋みのある大人の男を演出してみてはいかがでしょうか。